2011年度愛知県公立高校入試
税について述べた文として誤っているものを、次のア~エから一つ選んで記号で答えなさい。
- ア
- 個人の所得税の決定については、所得が多ければ多いほど各所得税の税率を高くするという累進課税の方法が取られている。
- イ
- 個人の所得にかかる所得税や遺産に対してかかる相続税は、市町村に納める税であるため地方税に分類される。
- ウ
- 税金の種類には、税を負担する人が直接納める直接税と、税を負担する人と税を収める人が異なる間接税があり、所得税や相続税は直接税にあたる。
- エ
- 消費税などの間接税の場合には、個人の所得にかかわりなく、同じ商品を同じ価格で購入すれば、負担する税金も同じになる。(2011年3月時点で)
正解
イ
解説
- ア
- 個人の所得税の決定については、所得が多ければ多いほど各所得税の税率を高くするという累進課税の方法が取られている。(正しい)
- イ
- 個人の所得にかかる所得税や遺産に対してかかる相続税は、国に納める税であるため国税に分類される。
- ウ
- 税金の種類には、税を負担する人が直接納める直接税と、税を負担する人と税を収める人が異なる間接税があり、所得税や相続税は直接税にあたる。(正しい)
- エ
- 消費税などの間接税の場合には、個人の所得にかかわりなく、同じ商品を同じ価格で購入すれば、負担する税金も同じになる。(正しい)
- 2019年10月に消費税率は10%になり、食料品などは軽減税率が適用されるが、店内での飲食には軽減税率は適用されない。