公立高校入試の公民の正誤問題

どの部分がどのように間違っているか理解しましょう

第33問

2011年度徳島県公立高校入試その1

国民主権の考えにもとづいて、国民の直接選挙で国会議員は選ばれる。国会や国会議員について述べた文として正しいものを、次のア~エから一つ選んで記号で答えなさい。

内閣が結んだ条約は、国会の承認が必要である。
比例代表制で選ばれるのは、参議院議員のみである。
国会は内閣総理大臣と国務大臣の任命を行う。
憲法改正の発議については、衆議院の優越が認められている。

正解

解説

内閣が結んだ条約は、国会の承認が必要である。(正しい)批准と承認は同じ意味
比例代表制で選ばれるのは、参議院議員のみである。(誤り)衆議院は小選挙区比例代表並立制、参議院は選挙区選挙と比例代表制。
国会は内閣総理大臣を指名する。
憲法改正の発議は、衆議院と参議院、それぞれ総議員の3分の2以上の賛成で行われる