公立高校入試の公民の正誤問題

どの部分がどのように間違っているか理解しましょう

第34問

2011年度徳島県公立高校入試その2

消費支出に関して述べた文として正しいものを、次のア~エから一つ選んで記号で答えなさい。

クレジットカードは、前払いした金額分しか買い物ができないので、支払い能力以上にお金を使うことはない。
欠陥商品で被害を受けたとき、企業の過失が証明できなければ、企業に損害賠償を求めることはできない。
電気・水道などの公共料金は、生活に大きな影響をあたえるため、その価格の決定には裁判所の許可が必要である。
訪問販売で商品を購入した場合、決められた期間内であれば、契約を取り消すクーリングオフができる。

正解

解説

プリペイドカードは、前払いした金額分しか買い物ができないので、支払い能力以上にお金を使うことはない。
PL法によって欠陥商品で被害を受けたとき、企業の過失に関係なく、企業に損害賠償を求めるこができる。
電気・水道などの公共料金は、生活に大きな影響をあたえるため、その価格の決定は国会や中央政府や地方公共団体などが行う。
訪問販売で商品を購入した場合、決められた期間内であれば、契約を取り消すクーリングオフができる。(正しい)

クレジットカードについて

現金がなくても買い物ができるのは、消費者が約束通りに支払ってくれることを「信用」してクレジット会社が代金を立て替えているからです。

消費者庁のホームページより