公立高校入試の公民の正誤問題

どの部分がどのように間違っているか理解しましょう

公民の正誤問題 第27問(2011年大阪府公立高校入試)

問題

日本国憲法で保障されている基本的人権の内容に関する記述として誤っているものを、次のア~エから一つ選んで記号で答えなさい。

学問の自由は、これを保障する。
能力に応じて、ひとしく教育をける権利を有する。
公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
法律で制限される範囲内において、言論、出版、その他一切の表現の自由を保障する。

正解

解説

学問の自由は、これを保障する。(正しい)
能力に応じて、ひとしく教育をける権利を有する。(正しい)
公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。(正しい)
言論、出版、その他一切の表現の自由を保障する。

公共の福祉とは個人と個人の人権のバランスのことで、社会全体の利益のような意味ではありません。

公民の正誤問題 第26問(2011年京都府公立高校入試)

問題

現在の日本の国会ついて述べた文として誤っているものを、次のア~エから一つ選んで記号で答えなさい。

国会は、内閣総理大臣を指名する。
国会は、国の唯一の立法機関である。
国会には、違憲審査権が与えられている。
国会において、衆議院の優越が認められている。

正解

解説

国会は、内閣総理大臣を指名する。(正しい)
国会は、国の唯一の立法機関である。(正しい)
裁判所には、違憲審査権が与えられている。
国会において、衆議院の優越が認められている。(正しい)

公民の正誤問題 第25問(2011年滋賀県公立高校入試)

問題

国会と内閣の関係や、地方公共団体の議会と執行機関の関係について述べた文として正しいものを、次のア~エから一つ選んで記号で答えなさい。

国会は、内閣総理大臣と国務大臣を指名することができる。
内閣不信任決議が可決された場合、内閣は衆議院を解散することができる。
地方議会は、首長の不信任決議を行うことはできない。
首長は、地方議会における条例や予算の議決に関して、再議を行うことはできない。

正解

解説

地方公共団体の執行機関とは首長や教育委員会、選挙管理委員会などの委員会のことです。

国会は、内閣総理大臣を指名する。国務大臣は内閣総理大臣が任命する。
内閣不信任決議が可決された場合、内閣は衆議院を解散することができる。(正しい)
地方議会は、首長の不信任決議を行うことができる
首長は、地方議会における条例や予算の議決に関して、再議を行うことができる。

公民の正誤問題 第24問(2011年愛知県公立高校入試)

問題

税について述べた文として誤っているものを、次のア~エから一つ選んで記号で答えなさい。

個人の所得税の決定については、所得が多ければ多いほど各所得税の税率を高くするという累進課税の方法が取られている。
個人の所得にかかる所得税や遺産に対してかかる相続税は、市町村に納める税であるため地方税に分類される。
税金の種類には、税を負担する人が直接納める直接税と、税を負担する人と税を収める人が異なる間接税があり、所得税や相続税は直接税にあたる。
消費税などの間接税の場合には、個人の所得にかかわりなく、同じ商品を同じ価格で購入すれば、負担する税金も同じになる。(2011年3月時点で)

正解

解説

個人の所得税の決定については、所得が多ければ多いほど各所得税の税率を高くするという累進課税の方法が取られている。(正しい)
個人の所得にかかる所得税や遺産に対してかかる相続税は、に納める税であるため国税に分類される。
税金の種類には、税を負担する人が直接納める直接税と、税を負担する人と税を収める人が異なる間接税があり、所得税や相続税は直接税にあたる。(正しい)
消費税などの間接税の場合には、個人の所得にかかわりなく、同じ商品を同じ価格で購入すれば、負担する税金も同じになる。(正しい)
2019年10月に消費税率は10%になり、食料品などは軽減税率が適用されるが、店内での飲食には軽減税率は適用されない。

公民の正誤問題 第23問(2011年福井県公立高校入試)

問題

次のAとBは三権分立について述べた文である。それぞれの文が正しいか誤りかの組み合わせとして最も適当なものを、あとのア~エから一つ選んで記号で答えなさい。

内閣が裁判官の弾劾を行う。
最高裁判所のみが違憲立法審査を行うため「憲法の番人」とよばれる。
AもBも正しい。
Aは正しい。Bは誤り。
Aは誤り。Bは正しい。
AもBも誤り。

正解

解説

国会が裁判官の弾劾を行う。
最高裁判所は違憲立法審査の最終的な判断を行うので「憲法の番人」とよばれる。

公民の正誤問題 第22問(2011年富山県公立高校入試)

問題

わが国の社会保障の制度について説明した文として正しいものを、次のア~オから2つ選んで記号で答えなさい。

生活保護などを行う公的扶助は、積み立てられたかけ金に応じて行われる。
社会保険は、加入者や国・事業主がかけ金を積み立てて要件を満たしたときに給付を受ける。
介護保険制度は、介護サービスの充実を目的として導入され、希望者が加入する。
少子高齢化がすすむと、保険料を支払う世代が減り、保険給付を受ける高齢者が増える。
公衆衛生には、感染症対策、上下水道の整備、医療保険などが含まれる。

正解

イ、エ

解説

生活保護などを行う公的扶助は、かけ金を必要としない
社会保険は、加入者や国・事業主がかけ金を積み立てて要件を満たしたときに給付を受ける。(正しい)
介護保険制度は、介護サービスの充実を目的として導入され、保険料は満40歳以上の全国民が負担する
少子高齢化がすすむと、保険料を支払う世代が減り、保険給付を受ける高齢者が増える。(正しい)
公衆衛生には、感染症対策、上下水道の整備、公害対策、食品衛生などが含まれる。
(公的)医療保険は社会保険に含まれる。

公民の正誤問題 第21問(2011年富山県公立高校入試)

問題

国会での法律案の審議について述べた文として正しいものを、次のア~エから2つ選んで記号で答えなさい。

内閣は法律案を提出できるが、国会議員は提出できない。
衆議院、参議院とも、法律案は委員会での審議を経て、本会議で議決される。
重要な法律案の場合、専門家の意見を聞く公聴会が開かれることがある。
法律案について衆議院と参議院の議決が不一致の場合、参議院で再可決すれば成立する。

正解

イ、ウ

解説

内閣は法律案を提出できるが、国会議員も提出できる。
衆議院、参議院とも、法律案は委員会での審議を経て、本会議で議決される。(正しい)
重要な法律案の場合、専門家の意見を聞く公聴会が開かれることがある。(正しい)
法律案について衆議院と参議院の議決が不一致の場合、衆議院で出席議員の3分の2以上の賛成で再可決すれば成立する。(両院協議会が開かれる場合もある。)